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三代目襲名

   残された者たち

1706 残された子たち 

 

 

  忘れていたわけではありませんが、

  2代目あんこさんの後を継ぐのは誰でしょう

 

 

  皆で相談してください

 

 

 IMG_6216.jpg 


「3代目、あちきはべりぃ姉さんでもいいと思っているでありんす」

 

「おりは体が弱いで、ちょっとかんがね」

 

 

 

  

IMG_4989.jpg 

「くろさん、ぼく三代目なんかにどうでしょう」

 

「んじゃなぁ~~」

 

 

 

 

IMG_4956-2.jpg 

「逃げないでください、

 ぼくのことどう思いますか?」

 

 

 

 

 

「ん~~、わがっだだよ~

 がんぢゃんでええだよ~」

 IMG_4990.jpg  

「くろさん、推薦ありがとうございます!」

 

「でへへ~~」

 

「大丈夫でありんすか?」

 

 

 

 

 


「りんすさん、ぼく、どうでしょうか?」

 

「悪いわけではないでありんすが・・・」

 

 

 

「ぼく、がんばります」

 

「わかったでありんす」

 

 

 

 

 

 

 

 

「けろさん、ぼく三代目ですよ!

 どうですか?」

 

「好いたようにしたらええんとちゃうのん?」

 

 

 

 

 

 

 

「まっしゅさん、ぼく三代目になってもいいですか?」

 

「オ~ケ~、ボーイ」

 

 

 

「あんこさ~ん、

 聞いてますか~?

 ぼく3代目になりますよ~。

 みんな、いいよって言ってくれました!」

 

「あんこちゃん、心配なら戻っといで」

 

 

 

  というわけで

  3代目襲名

  かん!

 

  がんばって!

「は~い!」

 

 

 

  さ、

  三代目も決まったことだし

  いよいよ次回

  e-とちぎでのちゃっぴーずの物語は最終回!

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べりぃ、吐血

  このブログには

  べりぃの血が出てきます。

 

  閲覧注意なさってください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  こまめの葬儀が終わったとはいえ

  なかなか家の中が落ち着きません

 

  家の中というより

  だんなの心の中が

  ずーっとゆらゆらと揺れている感じで

  本当にざわついています。

 

  昨晩眠りについたのですが

 

 

「こふ、こふ、こふ・・・」

 

  闇の中から聞こえてくる咳の音。

  べりぃでした。

 

  べりぃは連れてきた当初から

  小さな咳を絶えずしている子でした。

 

 

  だから別段それほど気にも留めなかったのですが

  少しこの日の咳は

  少し強く、長く続いている・・・

  

 

 

  そして朝

 

  いつものようにお散歩。

 

「お日様が高いですね!」

 

「夏至デスヨ~!」(明日がね)

 

 

 

  そこでまた強い咳

「ごほん」

  痰が出たんだね

 

  苦しかった・・・?

 

 

 

  どうにかこうにか

  家へ戻って一休み

「こほ、こほ・・・」

 

 

 

「ごぼっ!」

 

「あ~~、やっちまったがね・・・」

 

  

  え!え!

  どうしたの!?

 

  その後もごぼっと血を吐き

  最後ににょろっとしたひも状の白いものが横たわっていました

 

  慌てて病院へ。

  原因はフィラリヤ。

 

  心臓に棲みついていたフィラリヤが

  何らかの原因で肺の方へ迷い込んだらしいです。

 

  そのフィラリヤを体外へ出そうと

  一生懸命痰を出していたのです。

 

  べりぃもかなり厳しい状況にあります。

 

  本当に

  なんということでしょう・・・

こまめの火葬

 このブログには

 こまめの遺体が出てきます

 

 閲覧には十分ご注意ください

 

 

 

 

 

 

 6月18日(日)早朝

 静かな朝です

 

 

 けろ、今日でこまめともお別れだよ

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえさん、しばしのお別れありんすなぁ」

 

 先に天国のお家で待っていてくれるんだよね

 いつか再会できる日を楽しみにしようね

 

 

 

 

 

「そうは言ってもやはりさびしいでありんすよ」

 

 うん、本当に私もそうですよ

 

 

 

 

 

 

 かん、きみは?

「・・・」

 

 

 

 

 

「さようなら、こまめさん」

 

 

 うん、今度はきちんとお別れ言えたね

 

 

 

 

 

「ねえさん・・・」

 

 

 じゃ、りんす

 行くね

 

 

 

「あい」

 

 

 

 

 

 

「こまめ姉さん、

 あんたにゃ頭を走ってもらいたかったで」

 

 本当に残念だね

 じゃ

 行くよ

 

 

 

 

 行先は那須烏山市のアイムペットセレモニー。

 さすがに1か月に3回目は驚かれました

 

 

 お花で飾っていただきました

 

 

 

 最後までたくさんのピンクに囲まれて

 

 

 

 

 

 空に煙となって飛んでいきました

 

 

 さようなら、こまめ

 本当にまた会おうね

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りんすとこまめ

 このブログには

 こまめの遺体が写真で掲載されています

 

 閲覧には十分ご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 悲しみの帰宅となりました

「この一月でお三方を天にお送りしたでありんすなぁ」

 

 本当にどうしちゃったんだろうね・・・

 一度に三人も・・・

 

 

 

 こまめが着ていたお洋服

 もう乾いたよ

 

 

 

 かけてあげましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こまめ姉さんはピンクがお似合いでありんすなぁ」

 

 

 

 こまめの持ち物はピンクばかりです

 

 

 

「これが最後の夜でありんすよ」

 

 

 りんすは誰よりもこまめを大切にしてきたように思います

 その夜いつまでもこまめから離れませんでした

こまめ、召天

6月16日(金)朝

 ちゃっぴーずシックスのお散歩中

「ぼくたち、6頭でお散歩をしてきましたよ」

 

 

 こまめはいつものようにお留守番。

 

 皆が帰ってきて、お待ちかねの朝ごはんの時に

 こまめは激しい嘔吐をしました。

 

 大部分は胃液。

 少し血が混じっていたので

 お腹の中に傷がついていたのかもしれません

 

 でも時々嘔吐はあったので

 あまり気にも留めませんでした。

 

 

 その日は日中凄まじい雷雨に見舞われました。

 だんなも奥さんも勤務をしていたため

 家じゅうのすさまじい大騒ぎに対処できませんでした。

 だんなが帰宅したとき

 家の中はぐちゃぐちゃに汚れていました。

 たぶん、くろやりんすが大騒ぎして

 うんやらちーをまき散らしたのだろうと思いました。

 

 でもそのにおいにかき消されて、

 だんなはこまめの嘔吐に気付きませんでした。

 

 その日の夕方の食事をこまめは口をつけませんでした。

 食事をしないなんて、家に来た当初以来でした。

 明日の朝も食べられないようならお医者に行こうということにしました。

 

 

6月17日(土) 早朝

 朝からぐったりぎみで、食事も食べられなかったので

 いよいよ病院ということになりました。

「・・・びょ・・・いん・・・ね・・・」

 

  うん、たぶん点滴だね。

  すぐよくなるよ

 

 発熱があるのではないかということで

 検温をしたところ

 37.2℃

 

 発熱どころか低体温状態でした。

「・・・お・・・ね・・・つ・・・

 ひ・・・く・・・いね・・・」

 

 

 血流が弱くなって体温が上がらないのかもしれないとのことでした。

 とにかく点滴。

 水分補給と・・・

「・・・いい・・・ね・・・」

 

 

 

 ビタミン剤も注射していただきました。

「・・・ふう・・・」

 

 

 

 これで改善しなければ

 明日の日曜ですが点滴をもう一度しましょうとのことでした。

「・・・ま・・・た・・・?」

 

 しょうがないでしょ、よくならないなら。

 でももう大丈夫だよ。

 

 病院を後にしたのは10時半頃でした。

 

「・・・か・・・え・・た・・・よ・・・」

 

「病院へ行ったんだから、もうよくなりーよ」

 

 

 

 

 日中は暑いくらいでしたが

 湿度が低いので案外室内はひんやり。

 温かくしてあげてくださいとのお医者のお言いつけで

 貝のようにクッションで挟んであげました。

「・・・あ・・・たた・・・か・・・よ・・・」

 

 うん、ゆっくり休んで。

 

 

 

 昼食を食べて

 少しゆっくり食休み

 

 午後1時40分

 

 クッションを跳ね飛ばしているのを見かけて

 直してあげ・・・

 そして

 異状に気付きました。

 

 ん?

 

 どうした?

 どうしてそんなにぐったりしているの!?

 

 まめちゃん

 

 まめちゃん!

 

 まめちゃん!!

 おかしいでしょ!!

 点滴したんだから

 もう大丈夫だって!

 ねぇ!!!

 

 

 うっすらとした反応は返ってきますが、

 かなり混濁とした表情で

 ぐったりのこまめ。

 

「だんなさん、急いで病院へ連れて行っておくんなんし」

 

 うん、そうだね。

 急いで病院へ電話。

 まだ午後の診療時刻ではないのですが、そんなことを言っていられません

 

 病院へ緊急発進

 午後2時10分。

 

 

 

 病院では先生が待っていてくださいました。

 

 心臓がかなり弱っている

 やっと呼吸をしている状態ですね・・・

 

 強心剤など2本注射を打ってくださいました。

 薬を打って10~15分で何とか持ち直してくれればいいのですが・・・

 

 

「・・・ふう・・・」

「・・・ふう・・・」

 

 

・・・

 

 

 

 最後の一呼吸

 

 

 

 

 

 そして

 

 もうこまめは二度と息をしてくれることはありませんでした

 こまめ、召天

 午後2時35分

 

 

 小さなともしびが

 消えるように召されてゆきました

 

 

 

 

 悲しい帰宅となりました

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こまめ、だいすき

  こまめが我が家へ来たのは

  2年前の5月のこと。

 

  訳あって我が家に来たこの子は

  当初、主治医の先生にも

  「今まで見た中で一番ひどい状態の子」と言われ

  市の保健所の職員さんからも

  「譲渡対象ではなく、看取る覚悟でお引き取りを」

  と言われていたのでした。

 

  そんな心配をよそに

  目覚ましい回復を見せたこまめは

  たちまちちゃっぴーずの仲間に

  入ることができました

  おやつをもらうときだって

  ほかの子に遅れを取ることは

  ありませんでした

 

 

  愛し

 

 

  愛されました

 

 

  いつも

  大好きなけろよんの姿を追い

 

 

  追い

 

 

 

  そしてぴったんこ

 

 

 

 

  おむつ夫婦でした

 

 

 

 

  だんなが寝ようとするときには

  いつでもお供に。

 

 

 

  ピンクの似合う女の子でした

 

 

  もちろん首輪もピンク。

 

 

 

 

  こまめ

 

  大好きなこまめ

 

 

 

 

 

 

 

  そんなこまめが

  今日召されました

 

 

 

  あんこ・おじいたん

 

  この1か月に満たない間に

  大事な子たちが次々と召されていきます

 

 

 

  きついです

 

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大雨注意報!

  夕方の散歩に出発しようとしたその矢先

 

  ごご・・・ん・・・

 

  鈍い雷の音

 

 

 

「今、光りましたよね?」

 

「その辺まで来とるっちゅうことかや?」

 

 

 

 

 

  ぼたぼたぼた

  大粒の雨です

「ひゃ~~、来たでありんすよ!」

 

 

 

「イット ゴーズ オン!

 行キマショ~~!」

 

 

 

  ざーーっ!

「こりゃ、止まんでしょ~~!」

 

 

 

 

 

「雨宿りできるところはありゃあせんかい?」

 

「雨宿りって、ぼく、わかりません!」

 

  ・・・考えたら雨宿りなんてしたことありませんね

 

 

 

 

 

 

「ちょうどいいところにタクシーですよ!」

 

  違います

 

 

 

 

  空と地上が雲でつながってきました

 

  いよいよ来そうです

 

 

 

 

 

 

「だんなさん、河原ですよ

 ここゴールですか?」

 

  ゴールというわけではありませんが、

  引き返すしかないね!

 

 

 

  来たってことは帰らなくっちゃってことだね

「ぶーっ」

 

  ブーイングしないでください

 

 

 

 

 

「水着着てくればよかったですねぇ!」

 

  あんた、水着なんか持っていたの?

 

 

 

 

「もうびしょぬれだにゃあ」

 

「水モ滴ル何トヤラデショ~」

 

 

 

「ちゃっぴーずの面々はどこまでも

 前向きだにゃあ」

 

  はっはっはっは

  参ったか、組長

  これがちゃっぴーずの強さなのだ

 

 

 

  焼けたアスファルトが気持ちよく濡れていきます

 

  これからこういう日が増えますね

 

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VSからす

  いつものようにお散歩中

「何だん、今日は空の方が騒がしいがね」

 

 

 

 

「オ~ウ、イッツ ブラック ワン」

 

 

 

「黒いてな、ぼく違うで」

 

 

 

「からすでありんすな」

 

 

 

 

 

  なんだか、あのからす

  さっきから羽を広げたり閉じたり

  パフォーマンス中です

「ワ~オ、グッジョブ」

 

 

 

「すごいですねぇ、からすさん

 あんな細い電線によく止まってられますねぇ」

 

 

 

 

 

「落ちないでくださいねぇ」

 

 

 

「ワンダホ~」

 

 

 

「上向き過ぎて

 ぼく疲れちゃいましたよ」

 

 

 

 

「オモシロカッタネ~~」

 

「でありんすな」

また会いましょう、おじいたん

  澄んだ日差しが届く朝です

「わっせ、わっせ」

 

 

 

 

 

 

「わー、まぶしい」

 

 

 

 

 

「ほいほい」

 

 

 

 

 

「ここからなら別れが伝えられるかに」

 

 

 

 

「ここはええどごろじゃな~」

 

 

 

 

 

  うん、きれいな眺め、

  遠くまで見えるね

 

 

 

 

「では、ここからごあいさつでありんすな」

 

 

 

 

 

「付き合いは短かったけど

 楽しかったでよ、

 また天国で会ったってちょう」

 

 

「おじいざ~ん、

 おめがいなくなっただで、

 おらがまだしんがりをつとめるだよ」

 

 

 

 

「シ~ユ~アゲイン」

 

 

 

 

 

 

 

「ぼく、もう少し一緒にお散歩行きたかったんやで。

 そちらへ行ったらまた一緒に行こな」

 

 

 

 

 

 

「・・・ま・・・た・・・ね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんこねえさん、

 おじいさん、

 またお会いできるでありんすな!」

 

 

 

 

「それまではぼくたち、

 ここでがんばりますからね!

 待っていてください!」

 

 

  この2週間で

  大切なちゃっぴーずの仲間を

  二人も失った私たちですが

  前向きに進んでいきます

 

  これからもよろしくお願いいたします

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おじいたんの火葬

  このブログには

  犬の遺体が出ています

 

  閲覧にはご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だんなさん、そろそろでありんすな」

 

  うん、行こうと思うよ

 

 

 

 

 

 

 

 

「おさらばでありんす、おじいさん」

 

 

 

 

「かん兄さんもお別れを言っておくれなんし」

 

 

 

 

「おじいさん、さようなら」

 

  皆に見送られて、

  おじいたんもまた

  那須烏山のアイムペットセレモニーへ。

 

 

 

 

  お花で飾られて

 

 

  やがて煙となって

 

 

 

  天の御国へと旅立っていきました

 

 

  いつかまたの再会を願いつつ

  見送った朝でした

おじいたん、召される

  今回のブログにも

  犬の遺体が出てきます

 

 

  閲覧は注意なさってください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  先週のあんこに続いて

  ついに

 

  柴犬のおじいたんが召されました

 

 

 

  食べられなくなって

  10日もがんばり続けました

 

  そのいのちの灯も

  今日

  ふと消えました

 

 

  苦しくつらそうな闘病生活でした

 

  もう今は

  痛みも苦しみも悲しみも

  すべては消え去りました

 

「ゆっくりお休みくんなんし」

 

  明日、火葬です

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プロフィール

だんなはん

Author:だんなはん
犬達やあひるとの生活を写真でつづっています。

登場犬は


あんこ(パグ9歳の女の子)
かん(ジャックラッセルテリヤ系ミックス7歳の男の子)
ごんべ(パグ11歳のおじさん)
ちょうすけ(ミックス15歳のじいさん)

…天に召された子たち
ちゃぼ(ミックス2008年6月召天)
むっくー(ピレネー犬ミックス2011年4月召天)
ちゃっぴー(テリヤ系ミックス2012年4月召天)




そして、
里親募集の子
 りんす(ハスキー系ミックスの4歳くらいの女の子)

登場あひるは

があ(12歳女の子)

です。

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